2022年3月19日土曜日

エスピノ シャルドネ

表題にある通り、チリのシャルドネは、
樽を使ってるワインが多いですね。
で、その味わいの方向付けが、デフォルメされ
た様に極端^^
確かに試飲会で、よく口にする味わいですよね。
でも、そういうワインは、大文字屋の好みから
外れるんで、まず仕入れませんけどね^^
さて、このエスピノですが、こいつは、発酵か
ら熟成まで終始ステンレスタンクが使われてい
ます。なので、酸がビッとキレた感じです。
これについては、MLF、マロラクティック発
酵がなされてないのも要因の一つでしょう。
ん??マロなんとかってワカラン??
ですよね、ですよね^^
平たく言えば乳酸発酵です。
乳酸菌が、シャープなキレた味わいのリンゴ酸
を、まろやかな乳酸に変えるのがMLFなんで
すが、このワインは当たり前ですが、乳酸菌も
添加しませんし、低温で発酵させるんで、リン
ゴ酸も温存されてるんですよね。
キンキンに冷たいところから呑み始めると、温
度に呼応する味わいの変化が楽しいワインです。
最終甘ったるくダレないんで、
次のひとくちがススミます。
箸を止める事の無いナイス食中酒なのでした。

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