南仏のシラー＋ムールヴェードルです。
ビンテージは、2015年になります。在庫は7本にな
ります。当店に来て4年くらいでしょうか？とにかく
いい熟成感なんですよね。
品種は、シラーがメインで、ムールヴェードルが補
助的にブレンドされてるんですが、今店舗にある在
庫は2015年なんですが、この商品自体は、２００１
年には市場に流通していたと記憶しています。
ちなみに、当店が、初めて仕入れたのは、２０１０
年でした。この２０１０年は、良く商品にしたな！？
ってくらいのタンニンが凄まじいワインだったんです
よ。でね、シラーのワインのオヤクソク、注いで即の、
結構可愛らしい果実味から、ワインが空気と触れ合い
開きだすと・・・・舌の根っこの唾液腺がしびれて、
パタっとグラスが止まります。舌の感覚も完全にマヒし
てしまう、そんなワインだったんです。
それでもいいっておっしゃる、コアな飲食店が使って
下さってました。凶暴なレスラーの凶器攻撃を思わせる
２０１０年の在庫が無くなりインポーターに注文を入れ
まして、この２０１５年が入荷してきたんです。
現状の味わいは、普通に美味しいです。極端な苦みや渋
味も気になりませんね。
そもそも、当店で十分な熟成がかかってますんで、いい
意味で味わい深いワインに変化しています。画像では、
野菜主体の料理と合わせています。
スパイシーな香りのワインなんで、お肉と合わせるのが
定石です。この場合、ワインは、調味料的役割で、お肉
の味わいを引き立てる立場です。
野菜と合わさると、主従が逆転し、野菜の青っぽさがワ
インの味わいの幅を広げてくれます。
ワイン単体で飲むと気づかない野菜を思わせる青っぽい
ニュアンスが顕在化され、こんな味わいの要素があるん
だと、グラスを二度見しちゃったり＾＾
熟成感を楽しんでくださいね～
在庫は、限られてます＾＾
