2018年8月19日日曜日

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こちらは、南西地区はマディランのタナ75%、シラー25%で出来たワインです。マディラン地区と言えば、タナ種の銘醸地区でもあり、いわゆるAOCマディランのワインだと2000円を軽く超えてくる商品も多く、当店の守備範囲外でしたが、税込み1200円で売れるこの商品を発見し、テンションも高く試飲したのを思い出します。

味わい的には、こちらをご覧ください

いわゆるAOCマディランのタナ100%のワインだと、開くまでに時間がかかったりするんですが、このワインは、シラーを25%配合することで、注いで即を口に含んでも、柔らかな味わいが感じられます。全体としてまろやかで、誰にでも楽しんでいただける味わいだと思います。

食べ物と合わせるなら、お肉系より、青っぽいニュアンスのある野菜類と合わせていただきたいですねぇ。「こちらをご覧ください」の先でも書いておりましたが、今までのワインを料理の調味料として相性を推しはかるのではなく、ワインの味わい自体にフォーカスした考え方なんです。

ワイン単体では、味わいの奥底に沈んでいる、軸や、果皮、種子に由来する青っぽい野菜のエグみに通じるニュアンスを、野菜の青っぽさやエグさと合わせることで、ワインの味わいの要素として顕在化させることが可能になります。

今まで、味わいの奥底に眠っていた味わいの要素が、はっきり認識できるようになるので、ワインの味わいのボリュームが大きくなったように感じるのです。

ワインと青っぽい野菜、是非合わせてみてくださいませ。

↓こちらは、タナ種が使われているワインになります↓
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アラミスレッドと併せて、飲み比べてみて下さいませ。

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サンジョベーゼ100%のアン・ウッドです。
こちらは同じワイナリーで、同じ品種のたる熟成されたワインです。飲み比べると「あっ、これが熟成の樽に由来するバニラのニュアンスか」と解って頂けるかと。

↓こちら、サンジョベーゼが使われているワインになります↓
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中でも、同じサンジョベーゼで出来たワインとは、到底思えないワインです。
こんなにも苦いサンジョベーゼは、初めてです。初めて試飲した時の「ナニコレ」感は、今でも忘れられません。飲み比べられる際は、お忘れなく。充分ワインブログ1本分のネタになってくれる事うけあいです。

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